痛風かもと思ったら肥満解消を

健康診断などで尿酸値が高いという結果が出ていませんか?
もしかすると「痛風」の危険があるかもしれません。
基準としては尿酸値が7.0mg/dLを越えてしまうと高尿酸血症とされ、いつ発作が起きてもおかしくない状態になります。
要因として「尿酸が多く作られる」「尿酸の排出が少ない」ということが考えられるのですが、どちらにも共通しているのが『肥満』です。これは大食い・早食いなどで摂取するエネルギーが健康な人に比べ高くなってしまうためと考えられます。また肥満により尿酸の排泄能力が低下するためとも言われています。
もし尿酸値が高い場合、まず肥満を解消することを考えましょう。ただし汗を大量にかいてしまうような激しい運動は尿酸値が上がってしまうので避けるようにしてください。
適度な運動とバランスの取れた食事をゆっくりと長期間続けていくことが大切になります。

痛風の発作が起きてしまうと痛みが引くまで一週間程度かかり、対処療法しかする術がありません。その間は歩くことも大変で、酷い場合は痛みで寝れないこともあります。
そのような状況は非常に辛いものなので、尿酸値には注意して肥満にならないように注意してください。